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本番環境への接続方法
本番サーバー(ConoHa WING 等)に SSH で接続する手順です。WP-CLI の確認・テーブル作成・シードスクリプト実行など、本番でコマンドを実行する際に参照してください。
前提:接続情報の管理
接続に必要な情報は config/local.env に設定します。このファイルは .gitignore 済みのため、リポジトリには含まれません。
bash
# 初回のみ:例をコピーして編集
cp config/local.env.example config/local.env
nano config/local.env # またはお好みのエディタ本番接続に使う主な変数:
| 変数 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
DEPLOY_HOST | サーバーのホスト名または IP | www1234.conoha.ne.jp |
DEPLOY_PORT | SSH ポート番号 | 12345 |
DEPLOY_USER | SSH ログインユーザー名 | conoha |
DEPLOY_SSH_KEY | 秘密鍵(.pem)のパス | ~/.ssh/your-key.pem |
DEPLOY_REMOTE_PATH | 本番の myCustom ディレクトリのフルパス | /home/conoha/public_html/example.com/wp-content/themes/cocoon-child-master/myCustom |
ConoHa WING で接続情報を取得する
1. コントロールパネルにログイン
ConoHa コントロールパネル にログインし、WING の「サーバー管理」を開きます。
2. SSH の設定を確認
- サーバー管理 → SSH のページで次を確認します。
- ホスト名(例:
www1234.conoha.ne.jp)→DEPLOY_HOST - ポート番号(例:
12345)→DEPLOY_PORT - ユーザー名(例:
conoha)→DEPLOY_USER
- ホスト名(例:
3. SSH 鍵の準備
まだ鍵がない場合:
コントロールパネルの「SSH」ページで「SSH Key」をクリックし、ネームタグを付けて鍵を生成・ダウンロードします(.pem ファイル)。
ダウンロードした .pem を
~/.ssh/に置き、権限を設定します。bashmv ~/Downloads/あなたの鍵.pem ~/.ssh/ chmod 600 ~/.ssh/あなたの鍵.pemconfig/local.envのDEPLOY_SSH_KEYに、そのフルパス(例:~/.ssh/あなたの鍵.pem)を設定します。
既存の公開鍵を登録している場合:
- その鍵に対応する秘密鍵のパスを
DEPLOY_SSH_KEYに設定すればよいです。
SSH で接続する
方法 A: local.env を読み込んで接続
プロジェクトルート(myCustom)で:
bash
# local.env を読み込み
set -a
source config/local.env
set +a
# 接続
ssh "${DEPLOY_USER}@${DEPLOY_HOST}" -p "${DEPLOY_PORT}" -i "${DEPLOY_SSH_KEY}"方法 B: 値を直接指定して接続
bash
ssh conoha@www1234.conoha.ne.jp -p 12345 -i ~/.ssh/your-key.pem(ホスト名・ポート・ユーザー・鍵パスは実際の値に置き換えてください。)
接続後のよくある作業
- WP-CLI の確認・ドキュメントルートへの移動・コマンド実行: WP-CLI 接続手順 を参照
- WP-CLI の導入(未導入の場合): WP-CLI 導入手順 を参照
- PHP-DI キャッシュ削除:
rm -f ~/public_html/example.com/wp-content/cache/php-di/CompiledContainer.php
パスは ConoHa WING の実際のディレクトリ構成に合わせて変更してください。
接続できないときの確認
1. 秘密鍵の権限
bash
chmod 600 ~/.ssh/your-key.pem2. local.env の値
DEPLOY_HOSTに余分なスペースやhttps://が入っていないか- ポート番号が ConoHa の「SSH」に表示されている番号と一致しているか
- ユーザー名がコントロールパネルに表示されているものと一致しているか
3. 初回接続時のホスト鍵確認
初回は「ホストの真正性を確認できません」と出ることがあります。接続先が正しいと確認できたら yes で続行し、~/.ssh/known_hosts に登録されます。
事前に登録する場合:
bash
ssh-keyscan -p "${DEPLOY_PORT}" "${DEPLOY_HOST}" >> ~/.ssh/known_hosts4. ファイアウォール・ネットワーク
- 利用しているネットワーク(社内・自宅等)から ConoHa の SSH ポートへの接続が許可されているか確認してください。
関連ドキュメント
- 本番環境デプロイ — ビルド・デプロイと local.env の詳細
- WP-CLI 導入手順 — ローカル・本番での WP-CLI インストール
- WP-CLI 接続手順 — サイトシェル・SSH 接続後の確認とコマンド実行
- イベントマスタ導入手順 — 本番でのテーブル作成・シード実行
- ファイル同期ガイド — 本番→ローカルの rsync(同じ local.env を使用)