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ConoHa WING ホスティング運用セキュリティチェックリスト

本番・ステージング環境(ConoHa WING)における、個人情報漏洩リスク低減のための運用チェックリストです。コードデプロイとは別に、運用者が定期的に実施してください。

関連ドキュメント


1. WAF(不正アクセス遮断)を有効化する

ConoHa WING の WAF は万能ではありません。有効化していても、WordPress 本体・プラグインの脆弱性対策は別途必要です。

項目内容
実施場所ConoHa WING コントロールパネル → 対象ドメイン → セキュリティ / WAF(名称はプランにより異なる場合あり)
推奨本番・ステージングとも WAF を ON
注意WAF ON だけでは不十分。下記「WordPress / プラグイン更新」を必ず併用する

詳細手順は ConoHa WING サポート の WAF・セキュリティ関連記事を参照してください。


2. WordPress 本体・プラグイン・テーマを最新に保つ

漏洩の多くは、未パッチの WordPress コアまたはプラグインの脆弱性が原因です。ホスティングのセキュリティ機能を過信しないこと。

確認頻度

  • 月次(最低でも四半期に 1 回): 管理画面で更新の有無を確認
  • セキュリティアドバイザリ公開時: 該当コンポーネントを優先更新

更新手順(本番)

  1. ステージングで先行検証 — プラグイン・テーマ更新後、主要画面(会員登録・ログイン・有料記事・管理画面)を確認
  2. バックアップ — ConoHa のバックアップ機能または DB / ファイルのバックアップを取得
  3. 本番更新 — WordPress 管理画面「ダッシュボード → 更新」から core / プラグイン / テーマを更新
  4. 動作確認 — 会員ログイン、決済導線、Cron(WP-Cron 実効化)を確認

本リポジトリ(カスタムテーマ)の更新

  • 本 PR 以降のテーマ変更は ./bin/deploy-all.sh / ./bin/deploy-all-staging.sh でデプロイ
  • PHP バージョンは PHP バージョンの更新 を参照(ConoHa WING ではドメイン単位設定に注意)

3. Dependabot と依存関係

対象確認方法
GitHub リポジトリ(composer / npm)Dependabot セットアップ に従い PR をレビュー・マージ
本番 WordPress プラグイン管理画面の「プラグイン」で更新

4. 環境別チェック項目

本番(slotkouryaku.com 等)

  • [ ] WAF が ON である
  • [ ] WordPress コアが最新(またはサポート対象バージョン)
  • [ ] 利用中プラグインに未適用のセキュリティ更新がない
  • [ ] PHP 8.3+(プロジェクト要件)で稼働している
  • [ ] HTTPS が有効(会員ログイン・決済)
  • [ ] SiteGuard CAPTCHA(会員ログイン)が有効 — SiteGuardLoginCaptchaUtil
  • [ ] wp-cron.php がサーバー Cron で定期実行されている — WP-Cron 実効化
  • [ ] 利用規約・プライバシーポリシー・特商法が公開されている(/terms/ /privacy-policy/ /tokushoho/
  • [ ] WP_ENVIRONMENT_TYPElocal でない(推奨: production、または未設定= WordPress デフォルトで production)。local だと一部 REST の権限チェックがバイパスされる — 下記「WP_ENVIRONMENT_TYPE」参照
  • [ ] 既存環境: テーマ有効化後に db_legal_document_version がシードされ、管理画面「サイト運営 → 法務文書」で現行版が固定ページと一致していることを確認する。規約改定は定数 bump / 手動貼付ではなく、同画面で新版作成→「現行版にする」(会員再同意は利用規約のみ)。手順は 法務文書版管理.md

ステージング(staging.slotkouryaku.com 等)

  • [ ] 本番と同様に WAF を検討(可能であれば ON)
  • [ ] 本番反映前にプラグイン更新をステージングで検証
  • [ ] 本番 DB を同期した場合、個人情報の取り扱いに注意 — DB 同期
  • [ ] WP_ENVIRONMENT_TYPElocal でない(推奨: staging)。誤って local にすると一部 REST で manage_options チェックがバイパスされる — 下記「WP_ENVIRONMENT_TYPE」および ステージングデプロイ 参照

WP_ENVIRONMENT_TYPE(REST 権限バイパス)

テーマ内の WordPressPermissionChecker 等は、wp_get_environment_type() === 'local' のときだけ capability(manage_options)チェックを省略する(Local WP 向けの開発用ショートカット)。

環境推奨値注意
ローカルlocal(Local WP 等が設定)意図どおり。公開到達不可な環境でのみ使用する
ステージングstaging絶対に local にしない
本番production(または未設定)絶対に local にしない

テーマのデプロイスクリプト(config/staging.env 等)は WP_ENVIRONMENT_TYPE を設定しない。各環境の wp-config.php(またはサーバー環境変数)で確認・設定する。


5. インシデント発生時

  1. 影響範囲の特定(アクセスログ、WordPress 管理画面、ConoHa ログ)
  2. 脆弱性パッチの緊急適用
  3. 必要に応じてパスワードリセット・セッション無効化の検討
  4. 利用規約・プライバシーポリシーに記載の免責・対応方針に沿って対応

最終更新: 2026-07-20